糖尿病のカロリー制限は逆に危険?

糖尿病に罹患したら、食事制限は当たり前のように患者に要求されます。
そして、糖尿病患者はカロリー制限をした食事を毎日食べ、また、薬物療法を受けることになります。
しかし、このカロリー制限をした食事と薬物療法は、悪い影響を与えているという医師もいるのです。
その医師によると、「カロリー制限をした食事と薬物療法をした結果、糖尿病網膜症失明した人が年間にして約3,000人いた」といいます。
また、糖尿病腎症で透析を受けなければならなくなった人が年間にして16,271人も上ったとも説明し、その後、壊疽で下肢を切断した患者も多かったと言います。
そのほとんどの患者は医師や栄養士の指示通り、カロリー制限をした食事と薬物療法を実践していたのです。
大切なのは、低糖質な食事であって、低カロリーではないと言います。
従来のカロリー制限をした食事は、糖質に着目をしていないので、高糖質になっていることもあると言います。
そのため、食後に高血糖になり、酸化ストレスが生じてしまい、糖尿病合併症を引き起こす原因になってしまう可能性があります。